2020年4月17日金曜日

舌を噛まない程度によく噛んで、、仙台・牛タン編

 広瀬川を渡り、青葉城へ登る、見下ろして、街へ戻ると、腹が減ったので牛タンの記。


青葉城の本丸、高台からの仙台市街地を一望。

広瀬川が流れて、高いビルがあるのは、駅前、官庁街など交通、政経の中心地。

説明ができるのも、いま自分が駅から歩いてココへ辿り着いたからで、はて、以前ココに来たのはいつ頃だったか? 学生時代、それも二十歳前後、すでに30年以上が経っているわけであり、記憶が薄い。ひとつ言えることは、ビルの高さが変った。

河岸に目立つのは建設中のマンションの青い囲み、仙台ではいま市街地の高層マンションのラッシュとかで、城下町の風情とは裏腹の林立ぶり。東京と同じような感じだろうか。

東北で唯一の政令都市、郊外でも人口は増え続けているという。震災から丸9年、復旧を契機として一極集中が進む宮城の県庁所在地の姿を漫然と眺めるのみ。


城山の稜線づたいを南にたどって歩いていく。八木山公園に出た。

遊園地や動物園はたいへんな人気だそうだが、生憎の緊急事態宣言で閉園中。見てもらえぬ桜たちが競い合うように咲き誇っていた。

一帯には、傾斜にそってみっしりと住宅地、大学、テレビ局電波塔などが建ち並んでいた。電波塔は、八木山を示すランドマーク的な存在とかでいつも新幹線の窓から見えていたが、なるほどここが仙台市民の憩いの高台か。

メインの道を外れて、住宅地のなかを抜けながら山を下る。結構な行程で疲れもきたところでバス亭、来たバスに助けてもらい行き先勝負と前方を注視しながら運んでもらうと終点が県庁前。中心繁華街の近くだった。


国分町。

お腹が減ったので、牛タンの最初に目についた店に入った。「閣」という名称。

で、ハイボールを注文、付きだしで出たのがタンの角煮だった。
不思議な噛み心地、食感、味は角煮のそれだが、煮て固められた独特な歯ごたえから、タンではない別の肉を食べている感じが舌。←笑。

付きだしとしては量が(サイズが)大きい。空腹にドンときた。


メインの牛タンは、1枚サービスで計6枚。ひと切れの、ボリュームもありました。

噛み心地しんなり、柔らか、すっと切れた。コリコリと噛んで、じゅわりと味わう。

旨いもんですなあ〜ハイボールぐびりぐびり、程よく歩いた疲れに牛タンの塩味とレモンが沁み渡るようで、ハイボールはみるみる消えて、二杯目を頼む。

ところで、牛タンの柔らかさについて、、、お店によって「硬と軟」はこだわり、嗜好、腕の見せ所であり、手法は企業秘密にもなってるそう。肉をめぐる膨大なヒミツの集積が、いまの仙台の飲食の看板を作り上げたのかもしれません。


トマトスライスの特製ドレッシングかけ。

牛タンを食みながら、1枚また1枚といただくと、すごく健康的な気持ちになれる。すごく身体にいいものを食べているような。個人的に苦手がトマトの前向きな食べ方を享受。

ビックリするような大きなトマトで宮城平野の豊かさをほおばるような。


牛タンが焼けるまでのあいだに、つい頼んでしまった牛タン刺し身。

新鮮だからこそ味わえる逸品なのでしょうけれど、驚いたのは想像を超えた脂分。
えっ、牛の舌って、こんなに脂肪がついているものなの?と噛み続けた。舌はつねに動く部位なのだから脂肪はつきにくいと考えるが、動いているのは舌を動かす根っこの筋肉なのかもしれない。

そうこう考えながら噛み続ける。できれば唾液を多く出して脂肪を消化中和させようとする中年の悲しい性だろうか。

一方で、例えば、凍らせてルイベとして食べてみるとどうか? でもシャリシャリした歯触りではタンらしくないかもしれないな。

噛みながらいろんな食べ方を練るのだけど、フツーにワサビを多くのせて醤油。もしくは酢を多く入れての、ワサビ醤油。噛んでいるうちに馴染んできて、ペロリと平らげてしまっていた。

満足しておあいそ、店を出たら、人の姿はまばら、珍しい様子の国分町。

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