2020年4月20日月曜日

仙台発 常磐線経由 品川行きの車窓から

3月14日全通から約1ヶ月、仙台駅10時13分発特急ひたち14号品川行きに乗りました。


全線復旧で復活、フル走行の特急ひたち。

ふ、ふ、フと続いたが、常磐線がこの3月14日、9年ぶりに復旧工事が完遂。9年間いわきで止まっていた特急ひたち号が以前と同じく仙台駅とを行き来するようになった。

じつに長かった、待ちわびていた。という人も多い。

そこで、今回、仙台からの戻り、上りの特急ひたち14号に乗ってみた。

先頭車両を撮っていたら、先客。車両ひだり側のホームの後ろ姿がそう。出発前の先頭車両を撮り終えて満足げな足取りが印象的な。


全線復旧により、仙台〜上野間を直通する特急ひたちは、1日に3往復。

発車は上り下りともに朝、昼、夕の時間帯に割当てて設定されている。上り仙台発の10時13分発はいささかゆっくりした出発の朝便ということか。

ちなみに、仙台と原ノ町のあいだに、普通列車は1時間に1〜2本の間隔。
原ノ町といわきのあいだの普通列車も、同等ぐらいの運行本数のようだ。


仙台→上野、常磐線経由の乗車券、特急券、グリーン券。

いつもキップを買うカウンターの顔なじみの係員さんがちょっと嬉しそうに見えた。
「常磐線経由」というところが効いているらしい。そうですか「わかってますねえ」
という感じだろうか。

グリーン車を選んだことについては、復旧のお祝いの気持ちをこめて。


仙台を出た特急ひたち14号は、東北線を岩沼から常磐線に分岐して南下。

単線区間となって、ゆっくりした足取りになった。沿線で、この電車を待っていたとおぼしき保育園児たち、引率の先生から手を振ってもらう。久方ぶりに通る特急車両は話題になっているような。車窓から振り返したりして。

最初の停車駅が、相馬だった。次ぎが原ノ町。それぞれ、ひとり、ふたりが乗ってきた。


以降は、浪江、双葉、大野、富岡、広野、と停まっていった。

誰も降りず、誰も乗らない。そんな感じが続いた。

車窓は想像していたものに近かった。やはり、という気持ち。

盛り土した造成地、伐り拓いた崖の斜面。家が残っていたり、立派な家なのだが、人が住んでいない感じがしたり、屋根瓦にシートをかけたまま、手つかずの様子だったり。

新しく建てた家も、ポツポツだが、見えた。


常磐線は、浜通り、陸前浜と呼ばれる海辺に沿って走っている。

だから、時々、車窓には海が見えた。太平洋に面している。その海の手前には、壁、防潮堤が見えた。先の震災での教訓をいかして築かれた。

あいにく、空は雲がかかっており、どんよりとして暗い。せめて陽がさしていれば、海も違う色をしていて印象は違うだろう。でもモノトーンに近い色彩のほうが、物事をじっくりと見て、記憶に留めてという場合にはよいかもしれない。そんな気がした。

特急ひたち14号は、いわきに停車、ここでは数名のお客が乗ってきた。


不通区間の復旧によって見ることのできた車窓。

その風景を眺めたことが、いちばん印象に残ったことだ。その姿を頭に残したまま特急ひたちは東京都内へ入り、上野駅で降りた。

緊急事態宣言の発令下とあって、駅構内はまばら。もっとも乗ってきた車内も1両に数名しかいなかった。

事態が終息にむかった時がきたら、いま一度、仙台駅まで下りに乗りたい。

2020年4月17日金曜日

舌を噛まない程度によく噛んで、、仙台・牛タン編

 広瀬川を渡り、青葉城へ登る、見下ろして、街へ戻ると、腹が減ったので牛タンの記。


青葉城の本丸、高台からの仙台市街地を一望。

広瀬川が流れて、高いビルがあるのは、駅前、官庁街など交通、政経の中心地。

説明ができるのも、いま自分が駅から歩いてココへ辿り着いたからで、はて、以前ココに来たのはいつ頃だったか? 学生時代、それも二十歳前後、すでに30年以上が経っているわけであり、記憶が薄い。ひとつ言えることは、ビルの高さが変った。

河岸に目立つのは建設中のマンションの青い囲み、仙台ではいま市街地の高層マンションのラッシュとかで、城下町の風情とは裏腹の林立ぶり。東京と同じような感じだろうか。

東北で唯一の政令都市、郊外でも人口は増え続けているという。震災から丸9年、復旧を契機として一極集中が進む宮城の県庁所在地の姿を漫然と眺めるのみ。


城山の稜線づたいを南にたどって歩いていく。八木山公園に出た。

遊園地や動物園はたいへんな人気だそうだが、生憎の緊急事態宣言で閉園中。見てもらえぬ桜たちが競い合うように咲き誇っていた。

一帯には、傾斜にそってみっしりと住宅地、大学、テレビ局電波塔などが建ち並んでいた。電波塔は、八木山を示すランドマーク的な存在とかでいつも新幹線の窓から見えていたが、なるほどここが仙台市民の憩いの高台か。

メインの道を外れて、住宅地のなかを抜けながら山を下る。結構な行程で疲れもきたところでバス亭、来たバスに助けてもらい行き先勝負と前方を注視しながら運んでもらうと終点が県庁前。中心繁華街の近くだった。


国分町。

お腹が減ったので、牛タンの最初に目についた店に入った。「閣」という名称。

で、ハイボールを注文、付きだしで出たのがタンの角煮だった。
不思議な噛み心地、食感、味は角煮のそれだが、煮て固められた独特な歯ごたえから、タンではない別の肉を食べている感じが舌。←笑。

付きだしとしては量が(サイズが)大きい。空腹にドンときた。


メインの牛タンは、1枚サービスで計6枚。ひと切れの、ボリュームもありました。

噛み心地しんなり、柔らか、すっと切れた。コリコリと噛んで、じゅわりと味わう。

旨いもんですなあ〜ハイボールぐびりぐびり、程よく歩いた疲れに牛タンの塩味とレモンが沁み渡るようで、ハイボールはみるみる消えて、二杯目を頼む。

ところで、牛タンの柔らかさについて、、、お店によって「硬と軟」はこだわり、嗜好、腕の見せ所であり、手法は企業秘密にもなってるそう。肉をめぐる膨大なヒミツの集積が、いまの仙台の飲食の看板を作り上げたのかもしれません。


トマトスライスの特製ドレッシングかけ。

牛タンを食みながら、1枚また1枚といただくと、すごく健康的な気持ちになれる。すごく身体にいいものを食べているような。個人的に苦手がトマトの前向きな食べ方を享受。

ビックリするような大きなトマトで宮城平野の豊かさをほおばるような。


牛タンが焼けるまでのあいだに、つい頼んでしまった牛タン刺し身。

新鮮だからこそ味わえる逸品なのでしょうけれど、驚いたのは想像を超えた脂分。
えっ、牛の舌って、こんなに脂肪がついているものなの?と噛み続けた。舌はつねに動く部位なのだから脂肪はつきにくいと考えるが、動いているのは舌を動かす根っこの筋肉なのかもしれない。

そうこう考えながら噛み続ける。できれば唾液を多く出して脂肪を消化中和させようとする中年の悲しい性だろうか。

一方で、例えば、凍らせてルイベとして食べてみるとどうか? でもシャリシャリした歯触りではタンらしくないかもしれないな。

噛みながらいろんな食べ方を練るのだけど、フツーにワサビを多くのせて醤油。もしくは酢を多く入れての、ワサビ醤油。噛んでいるうちに馴染んできて、ペロリと平らげてしまっていた。

満足しておあいそ、店を出たら、人の姿はまばら、珍しい様子の国分町。

2020年4月15日水曜日

富士桜を仰ぎ見た勢いで身延山へこもる?

今年は桜を愛でる余裕もなく。でも時間が空いたのでクルマひとカマシ。快晴、風あり。


東名富士で降りて、開いてたスーパーをウロウロ。見知らぬ街の店棚は見てみたいもの。朝早く出たので疲れが出てきて、駐車場で休憩のち、しばらく川の土手下の道をゆく。

花びらの残っている桜並木があったので、クルマを停めて眺めているといろんな人が行き交う。マスクをした中高年カップルが通過、ちょうど今春らしいとスマホで撮った。

90年代「部屋とYシャツと私」とかいう唄があったな。

さしずめ今年は「富士と桜とマスク」かな。


国道を北上、別段、目的はないのだけど、とにかく天気がいい。富士山を目指して上っていく感じのたもとの標識には、白糸の滝。

見たことがないので駐車場に停車、遊歩道をずんずんくだっていくと、滝があった。

滝は滝壺の凹みをラウンドするように幾筋にも落ちていて、ちいさなナイアガラ状態といえばいいか、水は清く澄んで、さすが富士山の雫の集体だと感心。

気になるのは、滝の上にたくさん出来上がっていたご新規のみやげ物屋、飲食店の数々、オリンピックにあわせて作ったのだろうけど、コロナ騒ぎと延期で工事は間延びの様相。

もっとも、東京の公共工事も同様なのだが、、、追加予算が計上されると工事はより拡大化してさらに大事になることが心配だ。


嫌な四方山事を忘れようとして来たのに、結局は思い起こしては仕方ない。

吹っ切ろうと、テキトーに走っていたら湖、そして富士山、、本栖湖なのだと標識。

湖畔までクルマが降りられるらしく、キャンプをしている人たちがいた。

スマホで撮った湖と富士の姿、あとで千円札の裏側の構図だとウィキで知った。


身延山。

行ったことがない、では行くかと道を上がって行けるのもクルマのおかげ。

最後は駐車場からケーブルカー(しかも無料)でお寺の境内まで上がれた。

自力なら、この階段を、自分の足で、これが修業、日蓮宗の総本山、ですものね。


丸いウチワのようなのを叩くのを、なんと呼ぶのか。

お経を唱えながら、修業中のお坊さんたちの列がやってきた。がらーんとした境内には、他にはひとりだけ。だから、より一層、お経はありがたいものに響き渡るのですけどね。

一日も早く、いまの騒動、騒乱がおさまることを願い祈りつつ、一巡。


身延山には宿坊はあるが、着いたところは下部温泉駅。

以前の湯浴みで、やわらかい湯当たりの泉質が忘れられなくて、、、。

なのですが、さて今回はどうするか、思案していると単線の電車の行き交えが。

降りた乗客はひとり、さて、電車が前を過ぎるまでに決断することにしました。

2020年4月14日火曜日

不謹慎なぐらい旨い甲子園の味へGO

不要不急の、、とか言われても、せっかく空いたんや。ならば行きたかったあの店へGO


ついにやってきてしまった阪神尼崎駅前。

神田新道、しんみち、という文字に新しいゾーンへの魅惑むんむん。
パチンコ阪神がンコだけになっていて余計にそそりまっせ。いかん。ネオンを呆然と眺めているばかりにいかず、さて目的の電車ガード下へ。


ありました、いい感じです。ずっと来たかった。一度は来たかった。ついに来た。念願。

でもなかなか来れない、遠いし、知らない土地だし、人がいっぱいだというし。

今春中止で、来れなかった甲子園児たちに詫びるように暖簾をくぐりました。

騒ぎで人が引いているから来れた、なんという不謹慎、申し訳ない、でも来れた。


出ました、待ってました、いい感じ。

これすべて、二人前のセットになってました。鍋のなかに人数分が用意されて、煮立ってくるのを待つだけ。

つまみは、センマイとハツ刺し、カクテキ、、、つつきながら出来るのを待つ。

あとは飲み物。
まずはナマ、炭酸割り、ウーロン、なんでもイケまっせ。ツマミがサイコーやから。

で、煮立ったモツを、モヤシ、ニラ、豆腐などと一緒にいただくワケなのですが、感心。

これ、身体にもよろしい! バランスがとれとるっちゅうか、アルコール摂取量にも程よい配合成分といいますか、食と酒のすすむグッドな鍋。納得。

ほんま、不謹慎なぐらい旨い、病みつき、ハマリの即効性能や。


ほろ酔い、暖簾を出たあとも、待っていたのはアーケード商店街。

ずっと続いているようだし、まだ千鳥足ではないし、どんどん行きたくなりました。

でも、キリはないし、こういうご時勢、目的を果たしたら切り上げる。これ大事では。

コンビニでハイボールを買って部屋に戻ってヨコになりました。

5月1日〜6日 長崎・五島福江島 

 2年前の対馬に続き、2024年GWは、長崎と五島福江島へ。写真は上下逆、注意。